犯罪・刑事事件の解決事例
#養育費

音信不通だった元夫から養育費の支払いを確保した事例

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猪瀬 健太郎 弁護士が解決
所属事務所猪瀬法律事務所
所在地北海道 札幌市中央区

この事例の依頼主

30代 女性

相談前の状況

ご主人とは10年ほど前に離婚された方からのご相談でした。その方は当時まだ4歳だった息子さんを引き取り、女手一つで子育てをしてきました。しかし息子さんが中学生になって出費も増えてきたので、少しずつ日々の生活が苦しくなってしまいました。それまで元ご主人には頼らずに何とかやりくりされていましたが、元ご主人に生活費を援助してもらい、息子さんとの生活が少しでも楽になるようにしたいとのことでご相談に来られました。※詳細は変更しています。

解決への流れ

元ご主人とは何年も連絡をとっていないとのことでしたので、息子さんのために養育費を支払ってもらうようお願いする手紙を弁護士から送りました。しばらく待ちましたが元ご主人からは返事がいただけなかったため、養育費の支払いを求める調停を家庭裁判所へ申し立てました。調停は2回ほどで無事にまとまり、息子さんが成人するまで毎月養育費を支払ってもらう内容で合意をすることができました。

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猪瀬 健太郎 弁護士からのコメント

お子様の養育費について離婚時に取決めをしていなかった場合でも、後に養育費の請求をすることは可能です。もっとも、離婚してから時間が経っている場合には相手方がどこに住んでいるのかも分からず、連絡がとれたとしても養育費の支払いに応じてもらえない場合が多くあります。この件は、弁護士の判断で調停を申し立て、すみやかに養育費の支払いを確保することができた事案でした。