この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
ご依頼いただく前は,休業損害,逸失利益について,相手方保険会社の任意基準による低い金額しか提示されていませんでした。
解決への流れ
休業損害,逸失利益については,こちらの提示額通りの金額を獲得することができました。また,物損額(携行品等)も,時価ではなく新品価格が認められました。
30代 男性
ご依頼いただく前は,休業損害,逸失利益について,相手方保険会社の任意基準による低い金額しか提示されていませんでした。
休業損害,逸失利益については,こちらの提示額通りの金額を獲得することができました。また,物損額(携行品等)も,時価ではなく新品価格が認められました。
左肩甲骨等を骨折し,12級の後遺障害が残った方の事案です。被害者の方は会社経営者でしたので,休業損害や逸失利益をどのように考えるかが難しいところでしたが,交渉では,相手保険会社に対して仕事内容等についての詳細な資料を提示し,仕事への支障が大きかったことを主張し,交渉を重ねました。その結果,こちらの提示額そのままの金額を獲得することができました。傷害慰謝料や後遺障害慰謝料についても,裁判基準の満額を獲得することができました。物損額も,通常の賠償額はその物品の時価ですが,この事案ではそれを超えて新品価格が認められました。事故によって無用な出費を強いられたことを説得的に主張することができたことによるものと思います。総じて,どの損害項目についても,丁寧に主張・立証を積み重ねていくことの重要性を示す事案だったといえます。