犯罪・刑事事件の解決事例
#不倫・浮気 . #財産分与 . #養育費 . #慰謝料

相手方の浮気(不貞行為)を立証し,ご依頼者様と打ち合わせを重ね,相手方と辛抱強く交渉した結果,ご依頼者様のご要望に沿った和解を実現した例

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結城 祐 弁護士が解決
所属事務所城北法律事務所
所在地東京都 豊島区

この事例の依頼主

女性

相談前の状況

ご依頼者様は当初は調停で他の弁護士に依頼をしておりましたが,頼りにならないとのことで離婚訴訟からご依頼がありました。ご依頼者様からは,相手方は浮気(不貞行為)の事実を否認しているが,子のためにできるだけこちらに有利な解決(特に共有不動産につき共有持分全部譲渡)を目指してほしいとの要望がございました。

解決への流れ

まず提訴にあたって閲覧制限の申立てを行い,公開されないようにしました。そして,ご依頼者様から,夫の浮気(不貞行為)の立証に適う証拠をできる限り用意していただき,それを基に夫の浮気を事実を論理だてて主張したところ,裁判官から和解勧試があり,こちらに有利な心証のもと和解が進んでいくことになりました。2年に渡って粘り強く相手方と交渉した結果,ご依頼者様が強く要望していた,共有不動産につき相手方から共有持分全部を譲渡してもらうことのほか,慰謝料,養育費,相手方への貸付金の返済などを実現することが出来ました。和解を終えた日も,いつのまにか裁判所の閉館時間は過ぎておりました。裁判所を出ると,気を常に張っていたこともあってか,ご依頼者様からは泣きながら感謝の言葉をいただきました。ご依頼者様のために,ご依頼者様と最後まで諦めずに交渉をして本当に良かったと感じたのを覚えています。

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結城 祐 弁護士からのコメント

証拠が揃っており,それに基づいて論理的に説明することが出来れば,和解も有利に運ぶことがあります。もっとも,最終的にご依頼者様のご要望に沿う和解を実現することが出来るかは,最後まで粘り強く交渉する気持ちと,何よりご依頼者様との信頼関係にあったと強く思えた事件でした。