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実家は「出たくても出られない、檻のない牢獄」 低所得の若者の厳しい「住宅環境」
年収が200万円に満たないような「低所得の若者たち」の住環境を議論するシンポジウム「市民が考える若者の住宅問題」が2月8日、東京都内で開かれた。パネリストが若者たちの実家を「出たくても出られない、檻のない牢獄」と表現するなど、厳しい実態を指摘する意見があいついだ。
主催したのは、ホームレスへの支援を行うNPO法人ビッグイシューと、研究者らでつくる住宅政策提案・検討委員会。住宅問題にくわしい大学教授や、生活保護受給者の自立支援を行うNPO法人の代表らが登壇し、200人以上の参加者とともに議論した。
シンポジウムの冒頭、低収入の若者の「居住実態調査」の結果が報告された。これは、NPO法人や研究者などが昨年8月、首都圏と関西圏に住む年収200万円未満の未婚の若者(20〜39歳で学生を除く)を対象に、インターネットを通じて実施したものだ。1767人が回答した調査結果によると「親と同居している」と答えた人が77.4%にのぼった。
ラーメンに500本の爪楊枝、迷惑客の法的責任はどうなる? ラーメン好き弁護士に聞く
茨城県水戸市内にある中華そば「いっけんめ」が、トッピングの追加注文を断られた客がラーメンに爪楊枝などをぶちまけたとする写真をツイッターに投稿し、話題となっている。
投稿によると、店のルールとしてトッピングの追加注文は断っているという。この客が注文した際、事前に「トッピングはございませんか?」等の確認をしていたにもかかわらず、追加注文があったため断ったところ、今回のトラブルとなったようだ。
店は「今回の人はわざと後から50円のトッピングを2分おきくらいに数回注文するんです」ともツイートしており、この客は過去の来店時もトッピングの追加注文を繰り返してた要注意人物だったようだ。他の客への対応に支障が出ないようにするため、トッピング追加注文不可のルールを作ったとしている。
報道などによると、この客はテーブルにあった爪楊枝500本のほか、コショウなどの調味料もラーメンにぶちまけたうえ、店内のイスを倒すなど大きな音をたてて店を出て行ったという。店側はこの客を外で呼び止め、2度と店に来ないよう伝えたとツイートしている。
店のテーブルに置いてある爪楊枝や調味料などは、食事をする客に無償で提供されているものだ。客はお好みで利用することが許されているとはいえ、ラーメンに大量にぶちまけるような利用方法が許容されているとは到底考えられない。
今回のような行為におよんだ場合、どのような法的責任が発生するのだろうか。「昼食の大半はラーメン」という西山良紀弁護士に聞いた。
食べログ点数操作疑惑「アルゴリズムの見直し」と否定、「営業電話とも無関係」
グルメ情報サイト「食べログ」で、ユーザーの口コミによる店の評価点数(5点満点)が、短期間で急減する事象がツイッターで報告され、運営の介入を疑う声があがっていることについて、サイトを運営するカカクコムは9月7日、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、会社側の見解を明かした。原因はアルゴリズムの見直しだといい、営業電話による圧力も否定している。
「炎上騒動」のきっかけは、東京と京都にあるワインバーの経営者が9月6日に投稿したツイート。この中では、次のように記されている。
「全店の食べログスコアがいきなり3.0にリセット。そこに担当営業から連絡が来て『食べログのネット予約を使ってもらわないと検索の優先順位を落とします』と」
※7日正午時点では全4店舗中、1店舗が3.05点
投稿は3000回以上ツイートされ、まとめサイトなどにも取り上げられた。ネットでは、「営業を断ると点数がリセットされるのでは」などと批判が高まり、運営会社カカクコムの株価が急落。年初来安値を更新した。しかし、カカクコムによると、これらの反応には2つの誤解があるという。
ヤバすぎる同僚のLINEにウンザリ…スタンプ「連続999回」の波状攻撃、「死ね」「殴る」メッセも、パワハラ飛び越え犯罪か
職場の同僚から送られてくるLINEスタンプに悩まされているーー。そんな相談が弁護士ドットコムに寄せられました。
相談者によると、同僚からはイライラの感情や暴行を連想させるスタンプや、相談者の所在地を尋ねるスタンプなどが送られてくるといいます。
ときには、そうしたスタンプが「約999回」も続けて届くそうです。それだけでなく「死ね」「殴る」といったメッセージのほか、女性の裸の写真まで送りつけられると話します。
こうしたLINEのスタンプやメッセージはパワーハラスメント(パワハラ)にあたるのでしょうか。労働問題にくわしい金井英人弁護士に聞きました。